【25周年記念】美の賢者に聞く「これからのキレイ」とは?
Vol.3
肌にやさしい
「ピュアセリシン™」※の魅力を紐解く
― 第 1 部 ―
※ セリシン(まゆから生まれた保湿成分)
第2部を読む→
美容皮膚科医/クリニックシュアー銀座 院長
(美容皮膚科・アンチエイジング治療)
飛田 砂織
群馬大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院にて研修後、東京大学、北里大学などの救命救急センターで救急医として勤務。激務により肌のトラブルを経験し、美容皮膚治療の大切さを痛感。東京女子医科大学附属青山女性医療研究所美容医療科を経て『クリニックシュアー銀座』を開設。国際学会へ積極的に参加し、世界最新の美容治療情報を得て治療を行っている。自然な肌の若返り“Skin Rejuvenation”治療を得意とする。豊富な経験や幅広い知識を活かし、親身で詳細なカウンセリングと的確な診断に基づいたアドバイスに定評がある。
Instagram:@saoritobitamd
皮膚美容の第一人者である飛田先生をお招きし、肌悩みの原因と解決法、「ピュアセリシン™」の特徴とその可能性など、
広くエイジング※ケアについて、専門的な見地からご質問やご意見を頂きました。弊社研究員との対談形式で2回に分けてお送りします。
※ うるおい不足やハリ不足
肌悩みの原因
悩みの混在する大人の肌事情とは
セーレン高橋理学博士(以下、高橋):
飛田先生は皮膚美容の第一線で活躍されている医師で、私もメディアでのご活躍を拝見しております。
普段から様々なお肌の悩みを持った方が来院されていると思います。そこで、飛田先生が日ごろ感じていらっしゃる「肌悩み」の原因を教えてください。
飛田砂織医学博士(以下、飛田先生):
こんにちは、飛田です。今日は「ピュアセリシン™」を使った化粧品コモエースについて、研究者である高橋博士とお話しさせて頂くのをとても楽しみにしておりました。
肌悩みの中でも今回フォーカスするのは「乾燥肌」や「揺らぎ肌※1」ですが、自身のクリニックにおいても、
肌の弱い方やバリア機能※2が低下している方が意外に多いという印象を持っています。
このような方の多くは季節の変わり目やちょっとした生活の変化でバリア機能※2が低下して、化粧品に刺激を感じることがあるようです。
更年期の方ですと女性ホルモンの低下やアンバランス、また加齢によりNMF(保湿因子)やセラミドが減る上に、
肌のみずみずしさを保つ真皮のコラーゲンやエラスチンも変性し減ってきます。そういったことも肌悩みの原因になっている可能性があります。
最近ではマスクの摩擦やムレも気になるところですね。
高橋:
バリア機能※2の低下にはいろいろな原因があるということですね。
そういった肌悩みを感じている方には、保湿力は高いけど肌の負担にならないような化粧品を使って欲しいです。ちなみにどのような化粧品が良いとお考えでしょうか。
飛田先生:
私自身も高機能かつ肌に優しい化粧品を使いたいです。やはり使用実感が高く、刺激の少ないやさしい成分の化粧品がうれしいですね。
コモエースさんは特に天然成分にこだわっているようですね。
高橋:
天然物と聞くと、よく分からない不純物が混ざっていたり、品質のバラつきが大きいように感じる方がいらっしゃるかもしれません。
これからお話しするコモエース化粧品の核心素材である「ピュアセリシン™」も天然物ですが、肌にやさしい成分であることに自信を持っています。
※1 一次的に不安定な肌 ※2 うるおいによる
天然成分「ピュアセリシン™」※のやさしさの根拠は?
※ セリシン(まゆから生まれた保湿成分)
飛田先生:
なるほど。ではまず「ピュアセリシン™」のやさしさについて伺いたいと思います。
高橋:
シルクは5000年以上前から人と関わってきたことが知られており、古代中国では、繭を煎じて飲む習慣もあったことが分かっています。
飛田先生:
大昔から生活に身近な天然成分だったということですね。「ピュアセリシン™」は自社製造であるとお聞きしていますが、やさしさの根拠となる品質はどのように確かめられていますか。
高橋:
まず、原料調達から製造まで厳しい管理項目を設定しています。肌に不要な不純物はここで取り除かれます。
出来上がったセリシンは、品質を確認する分析を行います。さらに天然物特有の品質のバラツキをなくすため、独自の規格を設けています。
例えばアミノ酸分析や、物質の大きさ・極性を利用した不純物の管理を行っています。
すべて合格したものだけが「ピュアセリシン™」として化粧品に使用されています。
飛田先生:
コモエースさんは、「ピュアセリシン™」が肌にやさしい成分であることをしっかり確かめていらっしゃるということですね。
バリア機能※1の低下している人でも気持ちよく使えそうです。
高橋:
はい。極端な話をすると、「ピュアセリシン™」は原液でも使用できる、お肌にやさしい成分です。
※1うるおいによる
「ピュアセリシン™」※1の保湿力と多機能性※2
※1 セリシン(まゆから生まれた保湿成分) ※2 水に対する溶解性や粘着性等の物理的な特徴のこと
飛田先生:
クリニックにいらっしゃる患者さんの一番多い悩みは、エイジング※1サインによる肌悩みです。エイジング※1ケアとしての「ピュアセリシン™」の可能性を、どのようにお考えですか?
高橋:
「ピュアセリシン™」開発の原点は、絹織物の精練職人の手が驚くほど綺麗だったことにあります。この理由は優れた保湿力と多機能性※2だと考えています。
まず保湿についてですが、「ピュアセリシン™」は肌のNMFのアミノ酸構成と近いため、自然な保湿ができると考えています。
さらに肌にやさしい成分なのでリッチに使用することができ、しっかり保湿することが可能になります。
うるおいにより本来のバリア機能※3を保つ肌状態に導くことができると考えています。
(左)昭和20年頃の精練の様子 (右)絹職人の手
飛田先生:
バリア機能※3の低下は、肌荒れやハリの低下など、エイジング※1サインを進行させることがあります。
エイジング※1を加速させないためには、何より肌の乾燥を防いで保湿することはとても重要ですね。
高橋:
次に多機能性※2ですが、「ピュアセリシン™」の開発をきっかけに、セリシンは世界中で研究され始め様々な機能が明らかになっています。
紫外線吸収、抗酸化、抗炎症等の研究が進められています。
飛田先生:
保湿効果でもたらされる肌のハリと多機能性※2は、エイジング※1ケアにも期待できそうですね。
※1 うるおい不足やハリ不足 ※2 水に対する溶解性や粘着性等の物理的な特徴のこと ※3 うるおいによる
化粧品との関係
「ピュアセリシン™」※の可能性について
※ セリシン(まゆから生まれた保湿成分)
飛田先生:
「ピュアセリシン™」を化粧品に応用するために、どのような研究をされてきたのでしょうか。
高橋:
最近の研究を2つ紹介します。1つ目はラメラ構造の研究です。国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)と共同研究を行い、
「ピュアセリシン™」がラメラエマルジョンを安定化することを明らかにしました。特殊な方法で研究を行ったので、産総研の研究技術カタログでも紹介されています。
飛田先生:
しっかり研究されていますね。ラメラ構造というと肌のバリア機能※1に重要な多層構造と関係がありそうですね。
高橋:
はい、この研究から生まれたのがラメラ構造を持つ新成分「ピュアセリシンラメラ®」※2です。
肌の角質層のバリア機能※1を保ち、スキンケアの通り道を作ることが期待できます。
「ピュアセリシンラメラ®」※2の研究は学会発表(第65回シルク学会研究発表会)を行いました。
肌のラメラ構造と同じ多層構造を持つピュアセリシンラメラ®(電子顕微鏡画像)
多層構造を持つため光の屈折で宝石のように輝くピュアセリシンラメラ®(偏光顕微鏡画像)
飛田先生:
初めにバリア機能※1を保った肌に、スキンケアを行うと良さそうですね。
高橋:
はい。アンケート調査では、多くのお客様から喜びの声を頂きました。
もう一つの研究は、大気汚染から肌を守るアンチポリューションの研究です。PM2.5等の大気汚染物質が肌へ付着しにくくすることなどを明らかにしました。
ピュアセリシン™は大気汚染物質が肌に付着しにくい
飛田先生:
PM2.5は皮膚に微細な炎症を生じさせバリア機能※1を低下させ、
エイジング※3サインを加速させる可能性が指摘されていますね。
高橋:
はい、そういった背景からもピュアセリシン™のアンチポリューション研究成果をコモエースの商品企画に活かしました。
飛田先生:
ぜひ使ってみたくなりますね。今後の研究についてもお聞かせください。
高橋:
非科学的な言い方かもしれませんが、「ピュアセリシン™」はシルクのような艶やかな肌を作りだす、神様からの贈り物だと考えています。
もっと優しく、常にワンランク上の肌を目指せる成分に進化させる研究を進めています。
※1 うるおいによる ※2 ピュアセリシン™、天然レシチン、天然オイルの複合成分(保湿成分) ※3 うるおい不足やハリ不足
【対談後記】
今回お話にあったような、肌自体の働きを保ちながらやさしい保湿を行い、現代の環境・ストレスからも肌を守ることが重要だと感じました。
コモエースのような天然成分の化粧品を使っていくこと、さらに、適切な紫外線対策を行うことで、大人の肌悩みを減らし、より綺麗な素肌を目指せるのではないかなと感じました。
第2部へ続く→
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